夢は駆け巡る

YS1986の私見による車を中心とした、日々の日常を綴ります。

自己紹介の続き。E39AギャランVR-4編-1

貴方の思い出に残る「1つ」は何ですか?

 

ようやく、4WDの車の話になりましたね。これから先も長いです…。YSです。よろしくお願いします。

 

大学4年の時に、盛大な我が儘を言った。先にも書いた通り、両親はATしか運転しない。MTで免許を取ったのだからできなくはないと思うが、なんせ20年以上運転していなかったからできないというのが正しいか?それを、MT運転させてくれ、VR-4に乗らせてくれ…なんて言った訳である。ちょっとあれこれあって、車はとあるAT車だったのだが、最後は我が儘を貫いた。

 

車は、横浜アリーナであった三菱の中古車フェアで見つけた。とあるAT車との交換みたいな形で商談できたこともあり、両親は渋々私の我が儘を許してくれた。この時から、津田山三菱と付き合いが始まる。

 

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YS家 ギャランVR-4

初めてのMT。最初からスムーズにいくわけでもないが、とにかく、あらゆるシーンで練習をした。一番の課題はヒールトゥだったが、先輩や友人のアドバイスもあり、タイミングやコツを学んでいった。勿論、最終的には綺麗にできるようになった。当然、箱根にも足しげく通った。それも、運転が上達した理由の一つ?だと思う。

 

初めてのMTだったが、同時に、初めて車を改造した…と言っても、今みたいに車検対応品などと言う立派なモノは無い時代。結論、違法改造車であるが、パッと見は車高下がっている位。弄ったのは、ECU、ブレーキ、足回り等。

 

車の3大要素は、走る、曲がる、止まるである。今回は「走る」を主に見ていきましょう。私が乗っていたVR-4は前期型だったので205馬力。今でこそ280馬力を超える様な車が多いけど、当時は2リッターのエンジンでは最強の部類に入る。まぁ、普通に走る分には2リッターなら140馬力もあれば十分だけど。当時はエンジンの特性なんて、あまり気にしていなかったが、三菱のエンジンはロングストローク型。このエンジンの特徴は、低回転でのトルクが太く、高回転が弱い。対照的なのがホンダのエンジン。ショートストローク型で、高回転のノビが特徴。スバルの水平対向も後者にあたる。VR-4の長所は、そのエンジンの特徴でもある、低回転からの加速力にある。そこにターボを加える事で、3000回転で最大トルクを発生する。それがどういう事か?と言うと、初心者向けと言うのが一番簡単な表現かな?コーナーで、減速しすぎてしまっても、立ち上がりの加速でそれをカバーする事ができるわけです。ECUを交換したことで、ブーストの立ち上がりは更に早くなっていたし。更にフルタイム4WDの特徴は直進安定性。4つのタイヤがシンクロして前に進もうとするので、直進安定性は抜群。悪路は走ったこと無いけど、4つのタイヤがかくことによって悪路の走破性も良い…ハズ。そう言った意味で、VR-4の「走る」に関しては、私の未熟な部分を十分にカバーしてくれた訳です。

 

車の基本骨格となる部分は良くできていたので、「走る」に関しては問題が無かったです。では、残りの要素は?そこは、車を走らせてみて初めて分かった部分でもあります。次回はその辺りを書きます。読んで頂きありがとうございました。