夢は駆け巡る

YS1986の私見による車を中心とした、日々の日常を綴ります。

自己紹介の続き。BG5レガシィ編

貴方は愛読の雑誌とかありますか?

 

我スルーされる。ゆえに我あり。YSです。よろしくお願いします。

 

BG5レガシィはフルタイム4WDでしたが、ATはトルクスプリット4WDと言われる4WDでした。フロントとリヤへの駆動力を、状況に応じてセンターデフが制御する4WD。R32GT-RのアテーサE-TSのベースとなったなんて聞いた事もあるけど噂かな?ウィキペディアでは前輪:後輪を6:4で駆動すると記載があるけど、カタログで確認すると35:65で駆動するとある。多分、カタログが正しい。運転した感覚では、フロントが引っ張ると言うより、リヤの押し出しが強かったから。

 

エンジンはEJ20というGC8インプレッサと同じ形式のエンジン。GC8との差は、ターボがツインターボになっている事。今はツインターボすらなくなっていると思うけど、更に珍しいのは、ターボを直列につなぐシーケンシャルツインターボになっている事。通常のツインターボだとターボを並列に配置します。低回転時から2つのターボが同時に回転するのね。それに対して、シーケンシャルツインターボだと、低回転時はプライマリーと呼ばれる1個のターボが回るのみ。高回転になって、初めてセカンダリーと言う2つめのターボも回る。ちなみに、FD-3SというマツダRX-7もこのタイプ。ATなので、高回転まで回す事があまりなのだけど、たまに回すと相当大きなクセが出る。3500~4000回転くらいだったかなぁ?一瞬…というか、1秒位?加速が止まるのです。上記のセカンダリータービンへの切り替えのタイミングだと思うけど、普通の感覚で十分わかるほど加速が止まります。ただ、その瞬間が終わると、また一気に加速する。高速で追い越し車線に入って、いざ加速という時に起きたりする。ちょっと厄介でした。カタログでの表示では250馬力。ワゴンであることを考えても、十分なパワーはありました。

 

サーキットは走らなかったけど、プレイドライブ(PD)という雑誌とJTマイルドセブンが共催していたクイズィーマップ(クイズィーラリー)には参加しました。コマ図と呼ばれる地図をもとに、主催者が決めたチェックポイントを回っていく。そのチェックポイントにはクイズがあってそれを回答する。車でやるオリエンテーリングみたいなモノ。オリエンテーリングと違うのは、走行距離を最後に算出する必要がある事。コース序盤に基準点が設けられており、その基準点がスタートから何km地点と明記されている。ところが、その距離と言うのはタイヤの摩耗や走り方で変わってくるモノで、自車で走った距離との差から補正係数を求めておく。コマ図通り走ればミスコースなくゴールでき、距離の狂いもないのだけれど、ミスコースしたらミスした地点まで戻って再計測。最終的にチェックポイント間の距離を補正して距離数も提出します。距離は100m単位だったと思う。クイズの回答と距離の誤差から順位を決定する。そんな、誰でも参加できるラリーでした。この車で、東北、関東、中部のラリーに参加しましたね。自慢は、毎年上位に入っていた事。その当時勤務していた上司も参加して、上司は度々PD誌に写真が掲載されていたなぁ。

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YS家 BG5レガシィ

ワゴンと言う車は見ての通り荷室が広いのだけど、それが大きなゆとりに繋がるのを知りました。何か贅沢な雰囲気を味わえると言うのかな?ツーリングワゴンに乗ったのはこの車だけだったけど、旅を楽しむには良い車だという事を知りましたね。次回はその後の車について書きます。読んで頂きありがとうございました。